Blender作品の紹介 〜オリジナルカー制作〜

この記事は「Blender Advent Calender 2014」の18日の記事です
Blenderで制作中のクルマを紹介します^^
(今までこのブログを見て頂いていた方にはクルマの制作過程を順を追って紹介していましたが、今回突然出来上がったので驚かれるかもしせません^^; 順番が変なことになってスミマセンm(_ _)m)

Blender作品の紹介 〜オリジナルカー制作〜

Blenderの作業風景です(真っ黒でよく分かりませんが^^;)
Blender作品の紹介 〜オリジナルカー制作〜

基本的には地道なモデリング作業で作り上げましたが、今回このクルマ制作で使ったテクニックをいくつか紹介します

1.Allayを使った円形部品の制作
以前のブログにも少し書きましたが、本来平行に部品を並べるAllayをEmptyを使って円形に並べる、という手を使っています
タイヤとホイールはこうして作っています(タイヤもテクスチャではなくモデリングです)

2.クリア塗装風のマテリアル
ModifierのSolidの機能を応用してクリア層があるようなボディ塗装のマテリアルを作っています
詳しいことはここでは書ききれませんが、意外と簡単(ちょっと工夫が必要ですが)なので興味のある方はぜひ試してみてください^o^

今回はこのクリア塗装があってCyclesのマテリアル設定が間に合わなかったのでBlender Renderです

クルマのモデリングは工業デザインの経験や構造設計の知識が必要で、すごく難しいですが、習得すればするほどモデリングに活かされるので機会があれば勉強してみるのも良いかと思います
このブログでも機会があれば色々紹介できれば良いのですが・・・^^;

でもやっぱりモデリングで一番必要なのは「現物を良く見る」ことですね
デザインの知識やモデリングソフトの使い方等、それはそれで必要ですが、それだけではやっぱりモデリングは出来ません
モノのカタチにはやっぱり意味があって、それをモデリングに取り入れて表現するかしないかで大きく違うと思います
モデリング作業中ではなくて「日常(の観察眼)」が大事だということですね♪

クルマとしては「バリエーションを作る」というコンセプトのもと、クローズドの2シータークーペタイプとコンバーチブルタイプの二つが出来ました
コンバーチブルタイプはちゃんと開閉する仕組みを考えてあります
開閉する様子を動画にしてありますが・・・紹介はまた今度^^
こういうのが簡単に出来るのが3DCGの良いところですね~♪
次は・・・2シーターばかりじゃ面白くないので、4シーターにしようと企んでいます^^

こうして紹介しましたが・・・モデリングはまだ完了していません^^;
まだまだ足りない部品がいっぱいあって(特にインテリアはこれからなので)作業は続行しま~す^o^
次回からこのブログは、また地道なモデリングの過程紹介に戻ります^^;

あ、クルマのことばかり書きましたが、絵に登場する女の子もオリジナルモデリングです、もちろん^^
キャラクターのモデリングに関しては・・・またの機会に^o^;

では次の「Blender Advent Calendar 2014」はmelrosecoolさんです^^
よろしくお願いしま~す♪



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この記事へのコメント
格好いい車にかわいい女の子、まさにモーターショーですね(^^
「Blender Advent Calender 2014」というのがあるんですね。次の日の担当も決まっているようで、ネタが用意できればだれでも参加できるみたいで面白いですね。

操作系の紹介がメインのようですね。色々と勉強させていただきたく思います。

>「現物を良く見る」ことですね

これはどんなソフトのモデリングであってもとても重要なことですね。
「なぜこの形なんだろう?」と言うのは結構現実的にありました。

オリジナルカーは考えることも大変かと思いますが、楽しみにしています(^^
Posted by 喜多川春望 at 2014年12月18日 20:58
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